Rails - クレカ決済機能実装に関する調査
はじめに
本記事では「パーフェクト Ruby on Rails」で学んだ内容と別途気になって調べた内容や知識も含めアウトプットしています。
書籍に記載されている内容を順序立ててまとめるというよりは、整理しておきたい周辺の知識と深ぼった内容を雑多に書いています。
クレジットカード決済機能
決済機能は、セキュリティに関する重要な機能であるため、カスタム実装の難易度は非常に高いため自社で開発せず、外部から提供されたものを導入するサードパーティ製のプラットフォーム(PayPalや、PayPal、Stripeなど)を利用するのが一般的です。
手数料
クレジットカード決済においては基本的に手数料が発生します。
下記はPay.jpの例で、VISAは3.0%で少し安いです。
そこまで他の会社間で大きな差はなく、だいたい一度の取引ごとに3.6%手数料が発生するところが多いです。
固定費用もないため、実用するフェーズまでで特に困ることはないですね。
決済プラットフォーム
Pay.jp
Pay.jpは、決済処理を独自で行っており、日本の金融庁から認可されたプリペイドカード型電子マネーやクレジットカード決済を提供しています。
加盟店数も多く、日本での決済処理に特化しています。
利用方法
Pay.jpを利用するためには、まずPay.jpのアカウントを作成し、その後、APIを利用して自社サイトに決済機能を実装します。実装の詳細については、公式ドキュメントに記載されています。
本番利用については申請を行う必要があります。
Stripe | Pay.jp(ベーシック) | Pay.jp(プロ) | PayPal | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 0円 | 0円 | 10,000円 | 10,000円 |
決済手数料 | 3.6% | 3.0, 3.6% | 2.59%, 3.3% | 3.6% + 40円 |
対応カード | 全て | 全て | 全て | 全て |
サブスクの手数料 | 0.5% | なし | なし | なし |
頻度設定 | 1ヶ月/四半期/1年 | 1ヶ月/1年 | 1ヶ月/1年 | 1ヶ月/1年 |
ドキュメント | https://stripe.com/docs | https://pay.jp/docs/started | https://pay.jp/docs/started | https://qiita.com/PPJP/items/13fa67cbb9dce57b701b |
実装の想定 - Pay.jp
各サービス、Railsでの実装に対応しており、実装の大枠に関しては同じでGemを使用して実装する流れが一般的です。
Pay.jpでは開発者向けにドキュメントやサンプルコードが豊富で
日本語のドキュメントが豊富なので気軽に導入しやすいかなと思います。
実装の手順はこちらを参考にできます。
https://pay.jp/docs/payjs-guidance
おおまかな流れは以下です。
1、 Pay.jpのアカウントを作成する。
2、 Pay.jpのライブラリ gem 'payjp' をインストールする。(https://github.com/payjp/payjp-ruby)
3、 Pay.jpのAPIキーを設定する。
4、 上記リンクのチュートリアル・APIリファレンスを参考にPAY.JP API をアプリに組み込み支払い処理を実装する。
テスト環境や管理画面を利用することもできます。
こちらの記事もとてもわかりやすいです。
https://pikawaka.com/rails/payjp
続く…
コメント
本記事の内容は以上になります!
今後、実装する可能性があるため簡単に押さえておこうと思いました。
もし参考になれば幸いです。
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