正規化のメリットとデメリット
はじめに
データベース設計に関する話が挙がった際に話したことを振り替えつつまとめていきます。
正規化
正規化(Normalization)は、データベース設計のプロセスであり、データの冗長性を排除し、データの整合性を保つために行われる手法です。
正規化によってデータベースのテーブル構造が最適化され、データの保持と操作が効率的になります。
正規化のメリット
データの重複や矛盾を避けることができます。
また、データの柔軟性や拡張性も高まります。
正規化のデメリット
テーブル数が増えることやデータの検索や結合が複雑になります。
正規化はデータ管理として有用ですが、すべての場面や全てのデータベース設計に適しているわけではありません。
もう少し深ぼってみます。
パフォーマンスの低下
データが複数のテーブルに分割されている場合、必要なデータを取得するためにはテーブル間の関連性(結合)を解決する必要があります。
SQLクエリが複雑になるだけでなく、大量のデータがある場合にはパフォーマンスの低下を引き起こす可能性があります。
クエリの複雑化
正規化によってデータが複数のテーブルに分割された場合、単一の情報を取得するためのSQLクエリが複雑になります。
コーディングのしづらさが生まれる上に、クエリの実行時間も増加する可能性があります。
データベース設計の複雑性
正規化のプロセス自体が複雑であり、正規形に従ってデータベースを設計するためには専門的な知識が必要です。
開発者がデータベースに強ければ良いかもしれませんが、時間とリソースを消費し、エラーの可能性を高める懸念もあります。
まとめ
おしまい
コメント
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