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こつこつと

【エンジニア必読】コマンドのalias設定

はじめに

多少は実践的にLinux使えるようになりたいと思い書籍「新しいLinuxの教科書」を読み進めています。

本記事では「新しいLinuxの教科書」で学んだ内容と別途気になって調べた内容や知識も含めアウトプットしていきます。

前回の記事の続きとなっております。

Vimの概要と主要コマンドまとめ

エイリアス

シェルのカスタマイズ例として、既存のコマンドに別名をつけて実行することができます。

コマンドを短縮できるためかなり便利です。

エイリアスの基本構文

基本構文はシンプルです。活用例や具体的な挙動についてまとめていきます。

alias 名前='コマンド'

lsコマンドにデフォルトで-Fオプションがつくように設定

ls -Fオプションとは

以下は通常のlsコマンドです。

# 実行
~/w/g/a/controllers ❯❯❯ ls

# 結果
admin                       application_controller.rb   home_controller.rb          mylink_shares_controller.rb
api                         concerns

以下は-Fオプションの実行結果です。ディレクトリには/がつくためわかりやすいです。

# 実行
~/w/g/a/controllers ❯❯❯ ls

# 結果
admin/                       application_controller.rb    home_controller.rb           mylink_shares_controller.rb
api/                         concerns/

基本的にはlsコマンドには-Fオプションをつけて実行したほうが楽ですが、タイピングが少しだけ面倒です。

上記はエイリアスをつけてlsを実行したら自動的に-Fオプションとして実行されるように設定します。

設定

以下のように実行するとlsコマンドがls -Fコマンドのエイリアスであると定義できます。

alias ls='ls -F'

そうするとlsコマンドに-Fオプションがデフォルトでつくようになりました。

~/w/g/a/controllers ❯❯❯ ls
admin/              application_controller.rb   home_controller.rb      mylink_shares_controller.rb
api/                concerns/

これは超便利です。

なぜか色付けがでなくなってしまったのは謎ですが、、

Untitled

エイリアスの設定 & 永続化

上では構文の解説を行いましたがエイリアスを永続化&まとめて設定するには設定ファイルの編集→保存→反映のフローを行います。

設定ファイル

以下をホームディレクトリで実行します。

# 実行
vi .bashrc

.bashrcは、Bashシェルの設定ファイルの1つであり、Bashシェルの起動時に読み込まれます。このファイルには、Bashシェルの動作をカスタマイズするための設定が含まれています。

設定ファイルの編集

viの編集モードでaliasを一括で編集します。

以下はおすすめのコマンドです。

# rails command
alias ls='ls -F'
alias ll='ls -la'
alias rs='rails s'
alias rc='rails c'
alias cre='rails db:create'
alias mig='rails db:migrate'
alias rol='rails db:rollback'
alias seed='rails db:seed'
alias drop='rails db:drop'
alias rr='rails routes'
alias bi='bundle install'
alias be='bundle exec'
alias ru='bundle exec rubocop'

# git command
alias gs='git status'
alias gd='git diff'
alias gb='git branch'
alias ga='git add'
alias gp='git push'
alias gl='git log'

保存までの操作は前回の記事を参照してください。

Vimの概要と主要コマンドまとめ

設定を反映

コマンドを既存のターミナルで使用出来るようにするには以下のコマンドを実行します。

# 実行
source ~/.bashrc

sourceコマンドを使用することで、.bashrcファイルの変更をすぐに反映させることができます。

.bashrcファイルに変更を加えた場合でも、変更が反映されるのは、新しくターミナルを開いたり、ログアウトして再度ログインした場合に限られるため上記のコマンドを実行すると良いです。

超便利

例えば上記で設定したgit logコマンドをエイリアスで実行する例です。

# 実行
~/w/g ❯❯❯ gl

# 結果
commit xxxxxxxxx (HEAD -> feature/yano)
Author: Yano <yaxxxxno@gmail.com>
Date:   Sat Apr 8 20:37:20 2023 +0900
 
    migrationの記法を微修正

エイリアスの確認方法

あるコマンドがなにのエイリアスなのか、コマンドが存在しているかなどを確認するためにはtypeコマンドを使用します。

以下は省略登録したglコマンドの詳細を確認する例です。

# 実行
~ ❯❯❯ type gl     

# 結果
gl is an alias for git log

続く…

コメント

本記事の内容は以上になります!

書籍の続きのアウトプットも随時更新したいと思います。


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参考